プリント方法:1
オリジナルTシャツにはオリジナルデザインは必要不可欠。しかし、デザインをTシャツにプリントする方法はいくつかの種類があり、それぞれが独特の雰囲気と特徴を持っています。下記にデザインをプリントする手法についてご紹介するので、自分で描いたデザインにとってどの手法が一番適しているのかを考慮してからプリントしましょう。このページでは手書きによるデザインと画材による表現の違い、アイロンプリント手法についてご紹介します。一筆入魂の手書き
ハイテク化が進む現代において一番アナログなプリント方法となるのはやはり「手書き」でしょう。一番お金がかからず、ある種一番オリジナリティが出せるのが手書きの特徴ですが、これは専用の機械を通してプリントしないので色やデザインにムラが出るのは仕方がないと言えるでしょう。デザインを施すために使用するものも油性か水性のマジックペン、カラーペン、もしくはカラースプレーといったものだけなので、デザインを手がける人の技量によって質の善し悪しが決まると言っても過言ではないでしょう。しかも職人よろしくすべて人の手で描くので1枚としてピッタリ同じデザインのものはできません。これはクラスTシャツなどの多人数に同じデザインのTシャツを用意することに不向きと言えますが・・。素人がデザインをプリントしても雨や洗濯などの水でデザインが崩れることも多々ありますし、丹誠込めて書いたデザインがちょっとしたミスで台無しになるのもよくある話です。水でデザインが落ちないように油性マジックを使ったり、ハイターなどの漂白剤を使って元の生地の色を脱色するなどの工夫を施すオリジナルTシャツを見かけますが、本当に安心してデザインをプリントしたいのであればやはり専門店にお願いするのが良いと管理人は思います・・・。画材による表現
中学生・高校生くらいになればクレヨンに触れる機会はなかなかありませんよね。しかしクレヨンは幼児専用の画材というくくりだけで考えるには非常にもったいない特性を秘めており、クレヨンで描かれたデザインはどこか優しげで牧歌的な雰囲気を醸し出すことから好んで使うかたもいます。クレヨンの特徴として一番に挙げられるのは「自然な雰囲気が出る色のにじみ」で、一度クレヨンで下地を描いた後に油性マジックなどでなぞると雰囲気がさらによくなります。しっかりとした輪郭の外側ににじみ出た色がなんとも言えない不思議な雰囲気を表現されるのでオススメです。クレヨンだけでなく絵の具も使用するので有れば、プリントするTシャツの生地を前もってアイロンにかけてシワを伸ばしておくと色の馴染みが自然になります。他にも、習字などで使う筆に絵の具を付けてTシャツに一筆書きで文字を入れても良い味が出ますし、飛び散った墨汁のように和風な雰囲気がでることもあります。ダンボールなどに文字を象ってTシャツに重ね、その上からカラースプレーをかけて文字を浮かせる方法もありますし、ダンボールに文字を書いて文字の部分だけ切り抜き、Tシャツに合わせて文字の部分だけがTシャツに写される方法もあるので、安い無地のTシャツを買ってきて一度試してみることをオススメします。アイロンによるプリント
お手元にパソコンとインクジェットプリンターがある場合、お手軽にデザインをTシャツにプリントできます。今までは業者の18番だったプリント技術ですが、プリンターの発展とコンパクト化、軽量化が進んだことで、今ではお金さえあればご自宅でも充分に満足のいくプリントが可能です。ただプリンターとインクそれぞれが割高なので、多い枚数をプリントアウトするのには不向きです。潤沢なお金さえあれば問題はないのですが・・・。 話を戻します。今では家庭用のインクジェットプリンターでも使えるようにプリント専用のシートが別途販売されているので、専門店を探せば容易に転写用のシートを入手できると思います。手順としては、まずパソコンなどでイラストレーターやフォトショップなどを使って作成したイラストをインクジェットプリンターで転写シートに印刷し、そのイラストを丁寧にハサミやカッターなどで切り抜きます。次はTシャツに切り取ったイラストシートを貼り付けます。シワなどで入らすとが浮かないように前もってTシャツにアイロンをかけておくと良いでしょう。生地にイラストを貼り付けたらアイロンでゆっくりと熱圧着し、時間をかけて生地に貼り付けます。一部分に対して長い時間アイロンをかけているとほかのイラスト部分に比べてそこだけ色が変わったり生地が変色する可能性があるので注意しましょう。転写後は熱が冷めるまで数時間放置し、熱が完全に引いたのを確認してから転写シートを丁寧に剥がしましょう。これで完成です。
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Last update:2023/2/27
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