手染め・手絞り
手染め・手絞りという言葉のニュアンスから職人的な技術と認識する方は多いと思います。確かに他のプリント方法に比べれば専門的知識が必要で手間もかかりややこしくはあるのですが、それだけに完成時の感動はひとしおなので、時間がある方は一度試してみることをオススメします。染めという言葉があるように手染めは染料を作るところから始めて、染料が染みこんだ水に生地を漬けて生地に色を馴染ませ、ある程度時間が経ったら水ですすいでから乾燥させて、自分好みの色になるまでこの行程を繰り返すことになります。染料だけを販売している会社もあるので、染料の作り方を知らない方は通販などで取り寄せると良いと思います。(事実、管理人は注文して取り寄せました。)染料につける回数や時間によって色合いに変化が見られるので、自分のイメージ通りの色にするには根気が必要になります。そのため、簡単に色を出せる専用の染料の方が手間がかかりません。時間がある方は自分の好きな花や森に生えている草などから染料とするのも悪くないでしょう。 染料に漬けたTシャツは水洗いで丁寧にすすいだあとに乾燥させることで完成しますが、より濃く染めたい方は乾燥後にもう一度染液に戻して二度染めをしましょう。場合によっては染めと媒染を複数回繰り返すこともあります。染色を行うときは油脂が布に付着しているとその部分がムラとなって上手く染めることができないので、使用するTシャツが例え新品であっても、あらかじめよく洗っておきましょう。
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Last update:2023/4/19
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